現在、出展予定はございません。
原料が違う:大量生産された市販石鹸の表示成分をご覧になってみて下さい。
ほとんどが石鹸素地と書いてあります。
「石鹸素地?」この表示には成分の由来は全く書かれていません。
石鹸に使用する油もピンからキリまであります。廃油の精製油から安い食用油があるかと思えば、1本数千円するような化粧品用油まで、
どんな油を使っているか全くわからないほど怖いものはありません。
「京都しゃぼんや」の石鹸は、上質の植物油を厳選して使用しております。 また、香料にもこだわっております。
一般的には化粧品や石鹸の香りは合成香料です。 合成香料は皮膚から吸収され体内に残存する為、その影響が心配されます。
「京都しゃぼんや」が使用する香料は全て天然香料で、その殆どがオーガニックです。
手作り石鹸は、オリーブオイル、ココナッツ油などの植物油を使って作る石鹸です。 これらのコールドプロセス(冷製法)で作る石鹸は、適度の油脂が残る「過脂肪石鹸」であることから、市販の石鹸とはかなり違った使い心地になります。 良質の手作り石鹸は、泡立ち、汚れ落ちも良く、何より、洗い上がった後のしっとり感は石鹸そのものに対する常識が全く変わる程です。
石鹸の製法は大きく分けて3つあります。
① 枠練り/機械練り製法(石鹸素地)
② 釜炊き製法(けん化法)
③ コールドプロセス製法
工業的に作られる石鹸は主として「中和法」と、「けん化法」で作られています。大手企業のほとんどが効率化を考えてこれらの石鹸素地を利用した枠練り/機械練りで石鹸を作ります。 「京都しゃぼんや」の手作り石鹸は、最も手間のかかる方法で作ります。
それは 40 度前後の低い温度で、油を傷めないように作り、更に2か月かけて熟成するという方法です 。
この方法は熱を加えないので「コールドプロセス法」ともよばれ、原料油脂の性質を最も生かした石鹸になります。 また、油脂の中に含まれていたグリセリンがそのまま石鹸の中に閉じこめられています。油脂の中に含まれているスクワレン、ステロール、ビタミンA、B、Eなど、肌に良いとされる成分も石けんの中に残ったままになります。 多くの植物油脂は種から採取されますが、成分を壊さないよう、低温で圧搾されます。低温での製法は「成分を守る製法」とも言えます。
原料となる精油ももちろん、オーガニック&天然原料にこだわっています。「水尾柚子」「京都産ひのき」の精油は、京都で収穫された原料から、京北にある自社の精油抽出設備にて「水蒸気蒸留法」で採油しています。